ご自宅で事業を営んでいる場合、世帯の運営費のうち妥当な割合を所得から控除できます。ポイントは、説明できる割合を算出し、それを裏付ける記録を保管しておくことです。
まず結論
ご自宅の一部を事業に使用している場合、その使用に関連する運営費の一部を経費計上できます。例えば、電気代、レート(地方税)、保険料、住宅ローン利息または家賃、インターネット費用などです。一般的には、事業で使用している面積を自宅全体に対する割合として計算します。自宅オフィスが120 m²の家のうち12 m²であれば、割合は10%となるため、共通の運営費の10%を経費計上できます。
IRD(ニュージーランド内国歳入庁)は毎年、平方メートル単価を使う選択肢も公表しています。これは、公共料金に近い費用の多くを1平方メートルあたりの定額にまとめたもので、実際の公共料金の割合を細かく計算する代わりに使えます。いずれの方法でも、計上できるのは事業使用分のみであり、世帯全体の請求額を全額計上することはできません。
分かりやすい詳しい説明
申告額を計算する一般的な方法は2つあり、記録の状況に合う方法を選びます。
1. 実費(床面積)による方法。 事業に使用している面積を測り、それを総床面積で割って割合を出し、その割合を世帯の運営費に適用します。専用の部屋があり、電気代や保険料の請求書を保管している場合に向いています。
2. 平方メートル単価による方法。 IRD(ニュージーランド内国歳入庁)が1平方メートルあたりの単価を設定しており、電気、ガスなど大半の公共料金を1つの金額にまとめて扱えます。そのため、個別に明細化する必要がありません。ただし、レート、家賃、住宅ローン利息、建物保険などの不動産関連費用については、この包括単価に含まれないため、事業使用分を別途加算します。
どちらの方法を使う場合でも、一般的に按分される費用の種類は次のとおりです。
| 費用 | 経費計上できる割合 |
|---|---|
| 電気、ガス、インターネット | 事業使用% |
| レート & 住宅保険 | 事業使用% |
| 住宅ローン利息または家賃 | 事業使用% |
| 作業スペースの修繕 | 多くの場合、全額計上可能 |
| 家全体の修繕 | 事業使用% |
なお、住宅ローンで経費計上できるのは利息であり、元本返済ではありません。また、計上できるのは事業分のみです。
簡単な例
Mereさんは空き部屋を使ってコンサルティング事業を営んでいます。その部屋は15 m²で、家全体は150 m²のため、事業使用割合は10%です。
年間の関連する世帯費用は、電気代$2,400、レート$3,000、住宅保険$1,400、住宅ローン利息$14,000です。10%を適用すると、次のようになります。
- 電気代:$240
- レート:$300
- 保険料:$140
- 住宅ローン利息:$1,400
つまり、もともとある部屋を使っているだけで、その年の事業所得に対して$2,080の控除になります。請求書を保管し、測定内容をメモしておくことが、申告内容を説明できる状態にするポイントです。
避けたいよくある間違い
- 請求額を全額計上する。 控除できるのは事業使用分の割合のみであり、世帯費用の全額ではありません。
- 住宅ローンの元本を計上する。 按分できるのは利息部分のみで、元本返済は計上できません。
- 面積を過大に申告する。 事業で一部の時間だけ使う部屋は、その実態を反映すべきであり、100%事業スペースであるかのように申告するべきではありません。
- 記録を残していない。 IRD(ニュージーランド内国歳入庁)から確認された場合、測定内容と請求書が必要です。裏付けのない推測の割合は、最初に修正対象になりやすいものです。
- GST(物品サービス税)を忘れる。 GST登録事業者の場合、これらの費用に関するGSTの処理は、所得税の申告と整合的に行う必要があります。
申告書のどこに反映されるか
個人事業主の場合、自宅利用経費の申告はIR3(個人所得税申告書)上の事業利益を減らし、課税対象所得を下げることになります。また、予定納税の対象になるかどうかにも影響する場合があります。会社の場合も同じ考え方が会社の会計とIR4(法人所得税申告書)を通じて反映され、多くの場合、会社から住宅所有者への立替精算として処理されます。所得税と、該当する場合はGST(物品サービス税)の両方に関わるため、年ごとに一貫した方法で処理することが大切です。
Fernwayがお手伝いできること
お客様の状況に合った方法を判断し、説明可能な事業使用割合を計算し、帳簿と申告書に正しく反映されるようにします。IRD(ニュージーランド内国歳入庁)にも説明できる記録を整えます。小さな項目に見えても、毎年積み重なると大きな差になります。
これは一般的な情報であり、個別の税務アドバイスではありません。状況は人によって異なりますので、無料の20分レビューをご予約いただければ、自宅オフィス経費の申告を適切に整えます。
分かりやすく言うと、仕事に使うスペースを測り、その割合で運営費を計上し(元本ではなく利息)、請求書を保管しておけば、控除は自然と整います。
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